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上席顧問津田克彦先生のブログ

【津田克彦の「個人の意見です!」】第7回「私立小学校とは その②」

上席顧問 津田克彦

上席顧問 津田克彦

2024/01/08 公開

2024/02/09 update

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 昨年は芸能界でもスポーツ界でも、いじめの問題や性被害、暴力などが大きな問題として取り上げられました。また、子どもたちを取り巻く環境も決して安全なものではありません。
 さらに、ここ数年のコロナ流行で、教育界も大きなダメージを受けました。それぞれの年代で経験(学習や体験など)しておかなければならないことが抜けているために、学校行事や授業等がスムーズに進まないという声も聞きます。少しでも早く落ち着いた教育ができるようになることを願っています。

 さて、前回のコラムでは「私立小学校」の概要についてお話ししました。今回は「私立小学校」の選び方、保護者の方々が、わが子を通わせたい私立小学校を、何を基準に選べばよいのかについてお話ししたいと思います。

ポイント1 通学時間

 関西にはそんなにたくさん私立小学校があるわけではありません。(大阪府:17校,京都府:10校,兵庫県:11校,奈良県:6校 ※東京都:53校)
まずは、通学できる圏内にあることが重要なポイントです。高学年になると多少遠くても通学可能ですが、小学校1年生(6歳児)が通学できる範囲を考えましょう。自宅から学校まで1時間以内が目安です。
幼稚園と同じようにスクールバスを出している学校もありますのでチェックしてみてください。最寄りの駅から学校まで遠い場合もありますから、子どもの足でどれぐらい時間がかかるのか、実際に歩いてみることをお勧めします。

ポイント2 教育内容

 わが子が身につけてほしい教育をしているのか。子どもの成長や性格にあった教育をしているのかもポイントの一つです。例えばグローバルな感性を身につけてほしいのなら、英語教育や国際交流などに力を入れている学校。質の高い学習を望むなら到達目標やカリキュラムを公表し、実践している学校。パソコンやタブレット、ロボット教育などに強くなりたいのなら情報教育に力を入れている学校。小学校時代に多くの体験をさせたいのなら、行事などの取り組みが充実している学校。個々人のペースで一人ひとりを丁寧に指導してほしいのなら、少人数クラスで、比較的ゆとりのある学習に取り組む学校。などをチェックしてみてください。各学校が力を入れている内容は学校案内のパンフレットやホームページなどでもわかりますが、説明会での話やオープンスクールで紹介される授業や児童の取り組みなどを見れば、さらによくわかります。教育内容の質の高さや教員の指導力の高さは、現役(いま子どもを通わせている)保護者の意見が大いに参考になります。ただ、通学させていると、その学校の気になる点(弱点)もよく見えてくるので、やや厳しめの意見も多いことを承知しておいてください。

ポイント3 中学校進学

 学校選びの保護者アンケートを見ていると、中学校への進学実績を気にされる方も多く見受けます。これも大切なポイントです。私立小学校では併設の学校(中学校、高校、大学、大学院)を有する学校がほとんどです。では、すべての小学校の児童がエスカレーター式に自校の中学校に進学するのかというと必ずしもそうではありません。小学校までが男女共学で、中学校からは女子校という学校では、男子児童は必然的に他校を選ぶことになります。(近年多くの女子中高が共学校に変わる傾向にあります)また、大学進学率の高い中学校に進学を希望する児童の多い小学校もあります。そのような小学校は進学のための学習にも力を入れています。もちろん併設の中学校(高校、大学)に多くの児童が進学していく小学校もあります。12か年(小・中・高)あるいは16か年(大学まで)の一貫教育を選ぶのか、それとも、より進学率の高い中学校目指して、6年間を頑張るのかも私立小学校選びの重要なポイントです。

 今回、私立小学校選びのポイントを3つ紹介しました。それ以外にも、兄弟姉妹(同じ小学校か違う小学校でも良いのか)必要な諸費用(入学金・授業料、行事費用、寄付金など)お稽古ごとのし易さ(通いやすさや、家庭学習の負担)など、各ご家庭の事情を考慮して選びましょう。
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上席顧問 津田克彦

上席顧問 津田克彦

元私立小学校校長、元大阪府私立小学校連合会会長。 プラチナム学習会では保護者相談、進学指導、及び、「小学校受験対策集団コース」を担当。元私立小学校校長の長年の経験を活かした、噂に左右されない本質的な指導で万全の準備を進めます。特に小学校入学後に後伸びできる子ども達の指導に努めています。

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