子供を賢く育てる秘訣 その③ 〜意欲を育む家庭学習のコツ〜
2019/03/27
保護者の皆様が、お子様の勉強に関わる時に大切にして欲しいことは、「考える」プロセスを楽しむことを意識するということです。
お子様の学習をそばで見ていると、「そこ違うよ」とか「さっきと同じ間違いをしてるね」など正解か不正解かに目が行き、子供が考える時間を奪っていることがあります。
子供たちの考える力が最も伸びるのは、自ら考え抜くことで正解にたどり着き「達成感」を感じた瞬間です。
一見、遠回りの方法に見えても、本人がやる気になって取り組んでいる時には、手や口を出さずに、見守って欲しいと思います。
ただ、お子さまが問題を解けずに悩んでいる場合は、ヒントをだしたり、発問の工夫をサポートしてあげて下さい。
例えば、問われていることがわからないようなら、「問題文の通りに絵を描いてから考えてみよう」などと声をかけてみて下さい。
算数の文章問題なら線分図や面積図で考える。
お子様の様子を見て、少しでも思考が進むように促すのがコツです。
保護者の方が、お子様への声がけを少し意識するだけでも、お子様の意欲と学習の質を向上させることができます。
そして、試行錯誤をしながら、答えにたどり着けた時には、思いっきり褒めて、一緒に喜んであげましょう。
大好きな保護者の方の笑顔は、この時期のお子さまにとって次なる学びへの最高のエネルギー源になります。
プラチナム学習会 塾長 泉谷顕縦
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