先日は、大阪市にある「パドマ幼稚園」を訪問させていただきました。

  毎年、100名以上の年長さんが、私立や国立の有名小学校への合格を勝ち取り、進学していく、大阪の名門幼稚園です。朝のローテーションでは、子ども達が裸足で土のグラウンドを走り回り、上り棒や跳び箱に挑む姿は壮観でした。子ども達の無限の可能性を感じました。

  パドマ幼稚園は、1953年、浄土宗大蓮寺の境内から誕生しました。

パドマ幼稚園の「保育理念」は、
ほとけさまの教えを守り、
みんなと仲良く、ともに励みながら、
たくましく、かしこく、やさしい
こころとからだを育てます。

「保育方針」は、
集団のあそびとじぶん主体のあそび。
両方のバランスよい環境と活動を通して、
子どもの「内なる力」を育みます。

仏教の教えに基づき、信じる心、道徳の心、和合の心を大切にされています。
たくましさ（体）
かしこさ（知）
やさしさ（情）
のバランスのとれた教育実践を通して一生の基礎となる、いきいきとした体と心を育んでおられます。

  ゆたかなあそびを通して、生きる力と意欲を、先生や仲間とともに身につけられる教育を目指しているのです。

  記念写真の後ろにある言葉も大変素晴らしい。

「我行精進　忍終不悔」
（がぎょうしょうじん　にんじゅうふげ）

たとえこの身が苦しみの海に沈むことがあったとしても、
本当の願いを果たすその時まで、どこまでも励み、
耐え忍び、けっして悔いることはありません。

という意味だそうです。

  大阪で教育熱心なご家庭であれば、一度は入園を検討される名門幼稚園ではないでしょうか？
お薦めです。

名園探訪202311.06.