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泉谷顕縦塾長の地頭力コラム

『子育ての秘伝 ~立腰と躾の三原則~』石橋富知子著 高木書房との出会い

塾長 泉谷顕縦

塾長 泉谷顕縦

2023/06/21 公開

2023/08/22 update

算数を切り口とした幼児教育を実践していく中で、同じ環境、同じカリキュラムで進めても、子ども達の理解度に個人差が出てきます。なぜ、3歳や4歳で個人差が出てくるのか?

躾と賢さは関係している?

様々な子供たちと日々、接する中で一つの仮説を立てて検証することにしました。その仮説とは、「躾の整っている子どもほど、賢くなるスピードが速いのではないか?」ということです。

実は、プラチナム学習会に通っている4歳で分数まで進んでいるA子ちゃんや、スーパーの会計の際にレジよりも早く合計金額を言ってしまうB君など、ただ賢いだけではなく、礼儀が正しいのです。私の目をみて元気よく挨拶をしてくれたり、脱いだ靴をそろえたり、レッスンの際には椅子の出し入れをきちんとしてくれます。4歳にして、自分の「我」をコントロールしているのです。そのような子ども達に接すると、とても清々しい気持ちになります。

そうして「躾(しつけ)」に関する文献をさがしている時に出会ったのが、石橋先生の著書『子育ての秘伝 ~立腰と躾の三原則~』です。石橋先生は福岡にある仁愛保育園の初代園長先生で、教育哲学者の森信三先生直伝の立腰教育と躾の三原則を数十年に渡って実践されています。

世界が感心した“礼儀正しさ”

あの、野球のWBCで大活躍した大谷翔平選手の母校「花巻東高校」でも取り入れられています。WBCで日本が優勝した際に表彰式での日本人選手の礼儀正しさにアメリカのTV視聴者がとても感心したそうです。メダルを首にかけてもらう際に、日本人選手は何も言わなくても全員が帽子を脱いで頭を下げて、メダルをかけやすいように、少しかがんでいたそうです。また、球場を去る際には、グランドに一礼をして感謝の意を示していたのです。

やはり、スポーツでも勉強でも、礼儀正しさは、とても重要です。では、どのようにして、そのような礼儀正しさを身につけたのでしょうか?その答えの一つとして、人の土台づくりにとって大切な「幼児期の躾」が大きく関与していると思います。

我が子への「幼児期の躾」に悩んでいる方は、ぜひ、一読をお勧めします。一筋の光となることでしょう。

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塾長 泉谷顕縦

塾長 泉谷顕縦

プラチナム学習会塾長。 21世紀に生きる子どものための幼児教育教室。 大阪を拠点に東京や全国に展開しています。

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