SDGsと幼児教育「ジェンダー平等を実現しよう」
2022/04/05
17分の5番目の目標:「ジェンダー平等を実現しよう」
この目標は、「男だから・・・、女だから・・・、そんな時代は終わりに」というものです。
この目標を達成するためには、男女平等を実現し、すべての女性の力と可能性を伸ばせる世界を目指さなければなりません。ジェンダー平等の推進は、質の高い教育と並び、社会課題解決には欠かせない要素の一つです。
2012年~2014年のデータでは、世界で約6万人の人身売買被害者が確認されています。その多くが女性や子どもです。性的搾取や強制労働、臓器売買など目的は様々です。
日本を再成長させるために
世界各国の男女格差を示す、ジェンダー・ギャップ指数では、日本は156か国中120位で、特に政治分野では男女格差が大きく、日本は147位(2021年)と低迷しています。日本は、かつてはアメリカに次ぐ経済大国でしたが、今では、成長が止まった国と認識されています。ジェンダー平等こそ、日本を再成長させる鍵ではないでしょうか?
関西の最難関私立中高一貫校の一つである西大和学園では、共学化による女子の増加で、東大合格者が2020年度の53名から2021年度には76名と23名も合格者を増やし、全国第6位へと大躍進を遂げました。
先ずは、ご家庭で、幼児教育の段階から、男女平等に育てましょう。お母さんだけで子育てするのではなく、お父さんも家事や育児など、できることから積極的に参加し、日本の明るい未来への成長戦略と心がけましょう。このように意識することで、世界は少しずつ変わっていくのではないでしょうか?
プラチナム学習会 塾長 泉谷顕縦
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